5億万年ボタン
なにやら謎。
「5億万年」という途方もない年数に
「ボタン」という単語。
◇
これは、先日読んだ本の中で見つけた仮想エピソード。
「思考力」を実験する内容の書籍ですが、
この「5億万年ボタン」を押すか押さないかの選択を考えさせるもの。
単純なのに、ジレンマに陥ってしまう謎のボタン。
◇
押すと「100万円もらえる」んですって。
ただし、何もない異空間にとばされて、
「誰もいない、何もない、お腹も空かない、
眠れない、老化もしないところで
『5億万年』ただひたすら過ごさなくてはならない」
◇
無理無理無理無理…って思う。
でも、戻った後は「100万円もらえる」し、
「5億万年の記憶は残らない」し、
「ボタンを押した直後」に返り咲けるから
「ボタンを押して100万円を手にした」という事実だけ残る、というもの。
◇
選択肢に正解はないんですって。
「過程」を重視するのか
「結果」を重視するのか、ってことらしいです。
……
あなたは「押す」?「押さない」??