反面教師
非の打ち所がない人に出会ったことがありますか。
誰しも多かれ少なかれ、
自分の言動に後悔した経験があるでしょう。
それでいいんです。
「にんげんだもの」
間違わない人なんていません。
完璧な人なんていません。
「成人」したからといって
「オトナ」になったからといって
「立派」になるわけではないのです。
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とかく人は、
「自分より年上」であったり
「肩書き」が付いていたりすると
相手の言動が「正しい」ものとして
受け入れてしまう傾向にあります。
「大人」だって間違えます。
「年長者」だって常に正しいことを言っているとは限りません。
オトナになるということは
「たくさんの失敗経験」を
後世を担う若者にいかに多く伝えられるか、
いかに「反面教師」となっていけるか、
なのかなぁと考えたりします。
◇
「立派な」経歴で
常に「まともな」ことばかり言うオトナがいたら
ちょっと胡散臭い気もします。